博物館ボランティア活動報告


2008年8月〜10月 【US−1A再塗装】

これは博物館ボランティア活動ではありませんが、

屋外展示機のUS-1A救難飛行艇の再塗装が、2008年8月初末〜10月末にかけて
専門業者によって実施されました。

2006年秋に実施されたP-2J対潜哨戒機の再塗装
に続いて、US-1Aも再塗装が実現。
感謝感激です。





【再塗装前のUS-1A】
オレンジ色の救難機塗装は色褪せ、グレー塗装部分もチョーキングを起こして
機体全体が白っぽくなってしまっていました。
(2008年7月13日撮影)

【1】 再塗装のための作業足場と塗料飛散防止ネットが設置されました。
(2008年8月3日撮影)



【2】 機体各部にマスキングが施されました。
(上写真:2008年8月11日撮影 下写真:2008年8月17日撮影)

【3】 博物館屋上展望台から。 US-1Aの垂直尾翼の上端までは10mあります。
しばらく雨が続いたこともあったのか、作業に大きな進捗はないようです。
(2008年8月24日撮影)

【4】 塗料飛散防止ネットの隙間から作業状況を覗いてみました。 左のフロート部分。
古い塗装を除去するサンディング作業が着々と進んでいました。
(2008年8月31日撮影)

【5】 エンジン・ナセルや胴体下面の灰色部分の塗装が行われました。
(2008年9月7日撮影)

【6】胴体上部の白色塗装もほぼ終わったようで、機首のオレンジ塗装に取り掛かっています。
(2008年9月15日撮影)

 
【7】台風13号の接近があったので、ネットが一部外されています。
機体後部の再塗装完了。 マスキングも剥がされ、尾翼のオレンジ色がまぶしいです!
あとは主翼端のオレンジ塗装を残すのみといったところです。
(2008年9月21日撮影)

 
 
 【8】 ほぼ再塗装完了です。 機体各部の細かいステンシルもちゃんと再現され、
さすがは博物館の展示機といった感じです。
(2008年10月5日撮影)



【9】 再塗装完了、機体周囲の作業足場が撤去されました。

オレンジ色は赤みが強すぎる感じですが、これは塗装の耐候性を考えた場合に
致し方ない処置です。 本来の色である明るい蛍光オレンジは退色するのが早いので、
長持ちさせようと思うと、 こんな感じの色にするしかありません。
(2008年10月11日撮影)


 

2010/6/13